巨人・原監督 “最初の願い” で獲得した炭谷を放出「よく話し合った上でこのような選択に」

巨人・原監督(右)と炭谷(中)

巨人・炭谷銀仁朗捕手(33)が4日、楽天へのトレード移籍が合意に達したことを受け、球団は原辰徳監督(62)のコメントも発表した。

炭谷は原監督が3度目の指揮官就任を果たした2018年オフに巨人へFA移籍。入団会見では2人並んで出席し、原監督は「FAで炭谷選手の名前があった。真っ先に球団のほうに『炭谷君をキャッチャーの一員に入れてください』と、最初の願いを伝えました」と並々ならぬ熱意を持っての獲得だったことを明かしていた。

ただ、今回の移籍については「私と炭谷本人、球団でよく話し合った上で、このような選択になりました」と説明。新天地へ羽ばたくベテラン捕手に「巨人軍で得た経験を、これからの野球人生に生かして、野球人としてさらに飛躍してほしいと思います」とのエールを添えた。

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