【競泳】東京五輪へ男子陣も収穫あり 主将・入江「迷いなく今までの泳ぎでいきたい」

入江陵介

競泳のサマーチャレンジ記録会(4日、神奈川・さがみはらグリーンプール)、東京五輪代表チームの一部選手が参加し、男子100メートル背泳ぎは、主将・入江陵介(31=イトマン東進)が53秒38でフィニッシュした。

3日のレースでは、53秒00で泳いでいた入江。「泳ぎを変えてみた。この泳ぎを試したいなっていうのがあった。その泳ぎがいまいちよくなかった」と反省の弁を述べた上で「あまりよくなかったので、迷いなく今までの泳ぎで(五輪も)しっかりいきたい」と振り返った。

男子100メートルバタフライは、水沼尚輝(24=新潟医福大職)が51秒83を記録。「タイムは狙っていたが、2週間前にかなり強度の高い練習をしていたので、その疲労もあり、コンディションも上がらなかった。今回のタイムは遅いが、現状を見つけることができた」と冷静に自己分析をした。

男子200メートルバタフライは、本多灯(ともる、19=アリーナつきみ野SC)が1分54秒23をマーク。「ベストが出なかったのは悔しい。自分の目標としているタイムは1分52秒台。それを考えると足りない部分は多いが(五輪決勝を想定した)今日の朝にベストを出せたのは自信になった」と手応えを口にした。

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