【大日本】コロナ感染から回復の79歳グレート小鹿会長が奇跡の〝職場復帰〟!24日にはまさかのタイトル防衛戦も

白い道着に身を包みリング上からあいさつしたグレート小鹿会長

先月8日に新型コロナウイルス陽性判定を発表し16日に完治を報告していた大日本プロレス・グレート小鹿会長(79)が、回復後初めて公の場に姿を現した。

小鹿は4日、〝邪道〟大仁田厚(63)率いる新団体「FMW―E」の旗揚げ戦「インデペンデンス・デイ」(神奈川・鶴見青果市場)のオンライン中継で解説を行った。白い道着に身を包みリング上からも「旗揚げ興行、楽しみにしていました。どんな試合だったか、後日語り合えれば成功ということです」と話し拍手を浴びた。

その後、本紙の取材に応じた小鹿は「実は治ってからも3~4日くらい前までは息遣いが苦しくて、たった30段くらいの階段を上るだけで少し苦しくなってたんだよ」と後遺症があったと告白。30段ならば人によっては健康でも息が上がる気がしないでもないが…まして80歳目前で…というツッコミをさせる間は一切与えず「でも今はもう大丈夫。食欲もあるし、ビールも飲めるようになった」と万全をアピールした。

さらに不死身の79歳は「もうすぐタイトル戦があるから」と気合いを入れる。新潟プロレスのシマ重野と共に保持する新潟タッグ王座のV3戦(24日、新潟市黒埼市民会館大会)を、GAINA、HUB組を迎えて戦うことが決まっており「だから、落ちてしまった体力を戻さにゃあならんのだよ。約1か月半、微熱もあって体を動かせなかったからな。今は1日5000~700歩を歩いて下半身を鍛えるようにしている。徐々に戻して24日には間に合わせて見せる」と話した。これがコロナからの回復後の復帰戦となるが、果たして白星で飾れるか。

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