【Uー24】主将の吉田麻也が背番号変更を熱望も… 4度目の五輪出場はある?

吉田麻也

東京五輪サッカー男子のU―24日本代表のDF吉田麻也(32=サンプドリア)が5日、オンライン取材の応じ、背番号「22」への未練を語った。

同代表は五輪本番に向け、この日から静岡県内で強化合宿をスタート。チームの主将を務め、24歳以上のオーバーエージ(OA)枠で選出の吉田は本番に向けて「いまからコンディショニング、戦術、気持ちの準備とすべてに取り組まないといけない。よりベターになるようにピッチ内外でやっていく」と、気持ちを新たにした。

そんな吉田は背番号22がクラブやA代表でも定番となっている中、今回は5番を背負うことに「思い入れ? 特にないです」と苦笑い。2012年ロンドン五輪と同じ番号になったとし「本当は22がいい。サインを書くときに間違えそうになるので。(登録メンバーが18人から)22人になったときに代えてほしいなと思ったんですけど、それはできないので」と、すでに登録済みのため、変更できなかったという。

また、自身は08年北京、12年ロンドンに続き、3度目の五輪本大会出場となることに「幸運だと思います。結果で恩返ししたい。(ロンドンは)4位なのであとはメダルしかない。これ(五輪出場)が最後だからと奥さんに言ったら〝決めつけないでもいいんじゃない〟と言われた」と、ほほえましいエピソードを紹介した。

同代表は12日に国際親善試合U―24ホンジュラス代表戦(大阪)、17日に同U―24スペイン代表戦(神戸)を経て、22日五輪1次リーグ初戦(東京)で南アフリカと対戦する。

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