〝滑る〟ウィンブルドン…ボールガールも負傷

2日の3回戦でスリップしてうずくまるジョコビッチ(ロイター)

滑って転倒する選手が続出しているテニスの4大大会ウィンブルドン選手権で、今度はボールガールが転びケガをする事態が起こった。

豪「7ニュース」などが報じたところによると、3日、第4コートで行われた混合ダブルス1回戦サマンサ・マレー・シャラン(英国)、ディビジ・シャラン(インド)組対ガリナ・ボスコボワ(カザフスタン)、アリエル・ビハル(ウルグアイ)、組の一戦でハブニングが起こった。ボールを取ろうとしたボールガールが滑って叫び声を上げながら転倒。足を痛めており、試合は一時停止し、その後治療のため担架でコートの外へと運ばれた。

今大会では、女子シングルス初戦で元世界女王のセリーナ・ウィリアムズ(米国)が転倒し負傷のため途中棄権。また男子世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)も何度も転ぶなど、滑りやすさが話題になっている。「サン」は少女について「ウィンブルドンで滑り転倒した人の長いリストに加わった」と記している。

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