神奈川の新規感染者数悪化「ステージ3」に 病床使用率上昇も懸念 「まん延防止」残り1週間

神奈川県庁

 新型コロナウイルス対策で11日まで延長されている「まん延防止等重点措置」は残り1週間を切った。4月20日から始まった重点措置期間は約2カ月半に及ぶが、神奈川県内の感染状況は新規感染者数や療養者数などの指標が再び悪化。今後、病床使用率の上昇も懸念されている。

 県内は6月下旬に一時、新規感染者数と療養者数、重症病床の使用率の三つの指標が「ステージ2」に改善。ただ、新規感染者数は6月末から前週の同じ曜日を上回る日が続き、指標も再び「ステージ3」に悪化する。感染経路不明の割合も7月4日時点で62%に増え、リバウンド傾向にある。

© 株式会社神奈川新聞社