バルサが大バーゲン!220億のコウチーニョを32億で売却へ グリーズマン、デンベレも放出

バルセロナのMFコウチーニョ(ロイター)

スペイン1部バルセロナが大バーゲンセールを開始したと、英紙「デーリー・スター」が報じている。

所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)との再契約に向けて、来季のサラリーキャップを超過しているバルセロナは枠を空けるため、主力の放出を決意。すでに日本人への差別発言で問題視されているフランス代表FWアントワヌ・グリーズマン(30)や同代表FWウスマヌ・デンベレ(24)が候補に挙がっている。

そんな中、同紙は、バルセロナは、スペインで本来のパフォーマンスを発揮できていないブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(29)を今夏に売却する方針を固めているとし「わずか2100万ポンド(約32億1000万円)で売りに出されている」と報じている。

コウチーニョは2018年にイングランド・プレミアリーグのリバプールから加入した際の移籍金が1億4300万ポンド(約218億8000万円)だったことからみると、驚がくの大幅値引き。深刻な財政危機に陥っているバルセロナは差し引き1億2200万ポンド(約186億6000万円)の損失も覚悟の上のようだ。

すでにイタリア1部ACミランがコウチーニョの獲得に動いていると報じられており、イングランド・プレミアリーグへの移籍が報じられているグリーズマンやデンベレら他の主力とともに売却を急ぐ方針だ。

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