仰天プランが急浮上した。スペイン1部バルセロナのジョアン・ラポルタ会長(58)がイタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)の獲得構想を持っていると、スペイン紙「アス」が報じている。
同紙は「ラポルタはバルセロナを再び競争力のあるものにする状況を探している」とし、エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)の残留が確実となったことで「先週、ラポルタは不可能に聞こえる動きを想像した。バルセロナにクリスチアーノ・ロナウドとメッシに加わるというユートピアを目指している。彼は信頼できる男性と一緒に声を出して夢を見て、サッカーの歴史に残る作戦を設計し始めた」と伝えている。
現在ポルトガル代表として欧州選手権を戦っているC・ロナウドは、かねて今季限りのユベントス退団が報じられており、フランス1部パリ・サンジェルマンやイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドへの移籍がささやかれている。
同紙は「クリスチアーノがこの提案に賛成か反対かはまだわかっていない。彼のエージェントであるホルヘ・メンデスはまだ正式に伝えられていない」と報じているものの、バルセロナでは5億2500万ユーロ(約682億5000万円)の融資を受けることが承認されたばかりで資金面の不安はないという。
実現は難しいように思えるが、C・ロナウドとメッシのタッグはまさに夢プラン。欧州選手権後にも本格化するとみられる欧州ビッグクラブによる争奪戦にバルセロナが参入する可能性も十分にありそうだ。