【南米選手権】開催国のブラジルが決勝進出 ネイマール「アルゼンチと戦いたい」

勝利したブラジル。中央がネイマール(ロイター)

サッカーの南米選手権(ブラジル)準決勝(5日=日本時間6日)でブラジルはペルーに1―0で勝利し、2大会連続の決勝進出を決めた。

ブラジルは序盤から敵陣に押し込み、FWネイマール(29)を中心に攻撃を展開し、何度もペルーゴールに迫った。迎えた35分にはネイマールが左サイドを抜け出し、最後はFWルーカス・パケタ(23)が合わせて先制した。後半はペルーの反撃を受けたものの、守備陣が奮闘。ピンチも防ぎ切り、自国開催の2大会でファイナルに勝ち上がった。

決勝(10日=同11日)ではアルゼンチン―コロンビア戦(6日=同7日)の勝者と対戦する。米メディア「ESPN」によると、ネイマールは「私はアルゼンチンと対戦したい。彼らを応援するよ」とし「(アルゼンチンには)たくさんの友人がいるけど、最終的にはブラジルが勝つから」と、かねて親交のあるエースFWリオネル・メッシ(34)率いるアルゼンチンとの対戦を熱望したという。

南米選手権の決勝でブラジルとアルゼンチンが対戦したのは2007年が最後となるが、ブラジルは10度目の南米制覇に向けて視界良好のようだ。

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