サッカーの欧州選手権第18日(2日=日本時間3日)の準々決勝で、イタリアがベルギーに2―1で勝利し、2012年大会以来2大会ぶりの4強入りを決めた。
試合を支配したイタリアは前半31分にMFニコラ・バレラ(24=インテル)のゴールで先制し、同44分にはFWロレンツォ・インシニェ(30=ナポリ)が追加点を挙げた。だがアディショナルタイムにPKを献上し、FWロメル・ルカク(28=インテル)のゴールで1点を返されてしまう。
後半は両チームとも果敢にゴールを狙ったが、最後は猛攻をしのいだイタリアがFIFAランク1位の強豪を退けた。試合後、FWアンドレア・ベロッティがパンツをファンにプレゼントするサービスも。これで無敗記録を32試合に更新したロベルト・マンチーニ監督(56)は「ベルギーのような素晴らしいチームを倒すには、みんなの素晴らしいパフォーマンスが必要だ。まさに今日の出来事だ」とチームを絶賛した。
また準々決勝もう1試合は、スペインが1―1からのPK戦の末にスイスを下した。イタリア対スペインの準決勝は6日(日本時間7日)に行われる。