【東京五輪】国際オンライン署名サイトで旭日旗使用の禁止求める請願登場

東京五輪は韓国の〝暴走〟に振り回されそうだ

国際的なオンライン署名サイト「Change.org」に、東京五輪での旭日旗使用の禁止を求める請願が登場した。

韓国の団体によるもので「東京五輪で旭日旗の使用を禁止してほしい」と主張。韓国メディア「マネーS」によると、「この請願では、ハーケンクロイツ(ナチスドイツの象徴)が欧州の人々にとって極端なファシズムの代表であるように、旭日旗もまた日本が帝国主義を実現する過程で使用された極端なファシズムの象徴だ」と説明。国際オリンピック委員会(IOC)は東京五輪での旭日旗の使用を認めていることから「オリンピックが政治的宣伝の目的となった1936年のベルリン五輪を再現することになる」と禁止を強く求めた。請願ではナチスドイツの国旗を持ったヒトラーと旭日旗を持った安倍晋三前首相のそれぞれの半身が合成された写真も掲載されている。

さらに「IOCは、どのような形であれデモや政治・宗教・人種的宣伝を許可していないオリンピック憲章に違反する日本オリンピック委員会に強く警告すべきだ。しかし東京五輪での旭日旗応援をほう助している」とIOCを糾弾。そのうえで「旭日旗の使用を禁止するためには世界的な世論を集めることだけがIOCを動かすことができ、東京五輪組織委員会による旭日旗の応援許可を妨げることができると考えている」と署名を求めている。

東京五輪を前に問題山積の日韓関係は混迷の度を深めている。

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