地元の星の登場に前橋が沸いた。群馬・健大高崎出身の巨人の湯浅大内野手(21)が中日戦(6日、前橋)で1点を追う8回一死、丸の代走として登場。場内は大きな拍手に包まれた。
一軍での凱旋とあってこの日のスタンドには親族、恩師らが球場に顔をそろえた。試合前、湯浅は「出るとしても途中からなんで、与えられるのは走塁だったり守備だったりするので、しっかりチームに貢献できるように」と意気込んでいた。
岡本和の打席で湯浅が2度、スタートを切ると場内は大きく沸いた。だがどちらもファウルとなり一塁へ戻された。岡本和、坂本が打ち取られ、自慢の足はアピールはできず。9回の守備は立岡が中堅に入り、湯浅は無念の交代となった。