巨人・原監督 “捕手最年長”小林に太鼓判「もうリーダーだから」

7回、軽快な送球で送りバントを併殺に封じた巨人・小林

「捕手リーダー」に太鼓判だ! 巨人の原辰徳監督(62)が6日の中日戦(前橋)後、この日「8番・捕手」で先発出場し、好守で存在感を発揮した小林誠司捕手(32)を称えた。

打っては、同点で迎えた5回無死二、三塁のチャンスで、中日のエース・大野雄を相手にカウント0―2からショート正面へ鋭い打球を放つと、捕球した京田は迷わずバックホーム。三走・梶谷が間一髪生還し、これが勝ち越し点となった。

守備でも猛アピールだ。7回には無死一塁から井領の犠打をすぐさま捕球して二塁へ送球し、2―6―4の併殺を完成。自慢の強肩で危機を救った。

チームではベテラン捕手の炭谷が楽天へ移籍となり、小林がチーム最年長捕手。原監督もこの日の活躍に「もううちのリーダーだからね」と太鼓判を押した。大きな責任感を胸に、「捕手リーダー」は好守でどん欲に勝利に貢献していく。

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