巨人・宮本コーチ 7回1失点の先発サンチェスを絶賛「今季1番のデキ!」

慣れないマウンドながら、力投を見せた巨人・サンチェス

今季最高の輝きを見せた。巨人のエンジェル・サンチェス投手(31)が6日の中日戦(前橋)に先発し、7回1失点と好投した。

初回こそ連打で1点を失った右腕だったが、その後は抜群の内容を見せた。2回以降は連打を許さず、積極的な投球で6奪三振と奮投。「何も考えず、小林のミット目掛けて投げました。初回に点は取られたが、調子は悪くなかったと思うし、試合はつくれたとは思います」と7回まで1点のリードを守りきり、勝ち投手の権利をもって降板したが、その後救援陣が粘れずに逆転負け…。悔しい登板となった。

それでも宮本投手チーフコーチは助っ人右腕を絶賛。「今日、良かったですよ。非常に真っすぐの走りも良かったですし、すごくアグレッシブに投げてましたし、もうこれは彼、今シーズン一番良かったんじゃないですかね。それぐらいのデキだったと思います」と、手放しに褒め称えた。

この日の試合には敗れてしまったものの、次戦以降も安定感ある投球でゲームメークに貢献してくれそうだ。

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