街の住みここちランキング 長崎県内1位は時津町 九州は福岡市中央区

 大東建託(東京)は、居住地の満足度を調べた「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2021」を発表。九州・沖縄版の1位は2年連続で福岡市中央区、長崎県版の1位は2年連続で西彼時津町だった。
 調査は3月にインターネットで実施し、自分が住んでいる自治体(政令指定都市は行政区)の満足度を尋ねた。過去2年分を含む計約5万人(うち本県約4260人)の回答を集計した。
 福岡市中央区は生活や交通の利便性、イメージなどの評価が高かった。2位は同市城南区、3位福岡県新宮町、4位同市西区、5位熊本県菊陽町の順。一方、「住みたい街ランキング」は(1)福岡市(2)熊本市(3)那覇市-だった。
 長崎県版は2位大村市、3位西彼長与町、4位北松佐々町、5位長崎市の順だった。前回から佐々町と長崎市の順位が入れ替わった。
 大東建託によると、時津町は長崎市のベッドタウンで、商業施設が充実し高速道路につながる有料道路があるなど生活・交通利便性のほか、物価・家賃、親しみやすさなどの項目で高評価だった。

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