Rソックス・澤村が語った「大谷二刀流」と憧れだった「松坂の引退」

大谷と松坂について語った澤村(ロイター=USA TODAY Sports)

レッドソックスの澤村拓一投手(33)は6日(日本時間7日)に敵地アナハイムでのエンゼルス戦前にオンライン会見に応じ、自らの役割に手応えを感じていると明かした。「投げる局面だったり、置かれている状況も、徐々に変わりつつあるなと自分の中で実感している。でも、個人成績よりも、どれだけチームのために投げて、チームに尽くせる選手であるかに自分自身は重きを置いている」

今カードでメジャー初対戦が期待されているエンゼルスの大谷翔平投手(27)については「素晴らしい打者なので、常に対戦したいと思っています」と目を輝かせた。前日は7回二死で大谷の直前で交代した。二刀流としてプレーしていることに関しては「彼がやっていることは僕には無理だなと。それぐらい凄いことを今、彼は成し遂げているし、この先も成し遂げようとしているんじゃないかなと思います」と敬意を示した。

2007年から6年間レッドソックスでプレーした松坂大輔投手(40)が現役引退を決断したというニュースについては「幼い頃に野球を始めたころからのスーパースター。憧れ続けてきた存在である松坂さんが辞められるというのは、一番としては寂しい気持ちでありますけども、松坂さんが所属していたチームでプレー出来ているという喜びをかみしめながら、僕自身も頑張っていけたらなと思います」と語った。

澤村はここまで32試合に登板し、4勝0敗、6ホールド、防御率2・65、34イニングで42三振を奪っている。激戦のア・リーグ東地区で首位を独走しているレッドソックスは攻撃力に注目が集まりがちだが、守護神バーンズ、オッタビノ、澤村らブルペン陣による貢献度も大きい。

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