鳩山由紀夫氏 買収事件の県議100人不起訴に不満「事実上の司法取引なんだろうが…」

鳩山由紀夫氏

元総理大臣の鳩山由紀夫氏(74)が7日、ツイッターで元法務大臣の河井克之被告から買収事件で現金を受け取った県議らが不起訴処分になったことに疑問の声をあげた。

河井克之被告は2019年、妻の案里被告の参議院員選挙で広島県議ら100人を買収した罪に問われ、一審で実刑判決を受けている。しかし、現金を受け取った県議ら100人について東京地検特捜部は全員不起訴処分とした。

この問題について鳩山氏は「河井克行夫妻から現金を貰った全員が不起訴となった。これからはやむを得ず受け取ったと言えば、どんなに多額でも貰っても罪には問われないことになろう」と納得できない様子。

さらに「事実上の司法取引なんだろうが、これで良いのだろうか。投票してやるから金をくれと言う人が増えないことを祈る」と悲嘆した。

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