夏の縁起物「土用餅」販売 上越市の御母家 無病息災願う

 御母家(本店・上越市上真砂)は13日から31日まで、夏の縁起物「土用餅」を発売する。6個入り777円(税込み)。富岡店、上越妙高駅前店、イオン上越店銘店、ミュージアムカフェ御母家(同市立歴史博物館内)で販売する。

ミュージアムカフェで提供される土用餅と蓮茶のセット(写真はイメージ)

 土用餅は全国各地で丑(うし)の日前後に販売される。発祥には諸説あるが、夏の土用入り前に「力餅」とも言われる餅、厄よけの効果があり、栄養豊富な小豆をあんにして食べることで、暑気あたりを防ぎ、無病息災を願う。

 御母家は上越地域産のヨモギを使った草餅に、たっぷりのこしあんでくるんだ。沢海秀保専務は「冷やして食べるのがお勧め」と話す。

 ミュージアムカフェでは同期間、土用餅と蓮茶のセットを700円(税込み)で提供。同店は「ハス見物の休憩を兼ねて、土用餅も楽しんでほしい。蓮茶はお代わりもできる」としている。

 土用餅の注文は御母家本店(電025・520・2406、午前8時から午後4時まで)へ。

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