人種差別問題でバルセロナへ抗議する楽天・三木谷会長に「スポンサー撤退」を求める声 

楽天・三木谷会長

楽天グループの三木谷浩史会長(56)がスポンサー契約を結ぶスペイン1部バルセロナに正式抗議することを表明し、ネット上ではさまざまな意見が出ている。

発端はバルセロナに所属するフランス代表FWアントワヌ・グリーズマン(30)と同代表FWウスマヌ・デンベレ(24)が2019年に日本人に差別発言をする動画が拡散。各方面から批判が噴出する中、三木谷会長は6日にツイッターに「正式に抗議すると共に見解を求めていきます」などと書き込んだ。

こうした動きにネット上では「彼らは謝罪ではなく言い訳をしているだけなので抗議は当然だ」「三木谷さんの対応は当然だと思う。非は非とハッキリ伝えないと通じない」「物事をハッキリと言えるスポンサーは素晴らしい」「抗議することで差別が減っていくと思う」など、三木谷会長の行動をたたえる書き込みがあった。

そんな中、もっとも多かったのはバルセロナのスポンサーから撤退を求める声だ。「抗議だけと言わずスポンサー撤退するべき」「誠実な対応がなければスポンサーなんか降りたらいい」「スポンサーを降りることが一番の抗議になるだろう」との意見が殺到した。

楽天は主にゼッケンスポンサーとして年間65億円を支払っている。財政難のバルセロナから手を引くことになればクラブ経営に大きなダメージとなりかねないが、まずは三木谷会長への世間の評価は高まっているようだ。

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