EURO準決勝敗退のスペイン…エンリケ監督は選手を誇る「悲しい夜ではない。これがサッカー」

 スペイン代表ルイス・エンリケ監督は、PK戦の末負けたEURO2020敗退に悲しみはないと語った。

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 EURO準決勝イタリア戦に臨んだスペインは、1点ビハインドで迎えた80分に途中出場アルバロ・モラタが値千金の同点弾をゲット。しかしPK戦までもつれ込み、5人目キッカーを担当したモラタが失敗しPKスコア2-4でセミファイナル敗退となった。主要大会では準決勝まで行けば必ずファイナル進出を果たしていたスペインは、今回が初の敗退に。それでもエンリケ監督は試合後、選手を称賛して誇りを持って大会を去ると口にした。

「私にとって悲しい夜ではない。もちろん失望はあるが、それがサッカーだ。勝つ事もあれば負ける事もある。相手を祝福しなければならない。最初の段階で私たちはタイトルを獲得できる8チームの内の1つだと言われていたが、それは間違っていない。最高のチームの一つとして戦った事を、誇りを持って家に帰る。選手にとってはA-、勝てばA+という所だっただろう。何ヶ月も前からEUROでプレーしたいと話していたし、選手たちも受け入れてくれたから文句はない。チームである事を示したし、これからもそうしていくつもりだ」。

エンリケがスペイン代表の選手を称賛 Photo Andy Rain - Pool

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