糸魚川白嶺・攻守固め勝利狙う 攻撃重視のスタイル

 正規の男子部員は8人。中学時代に経験のある助っ人を入れて、夏に挑む。昨秋、今春と初戦で敗れているだけに、渡辺主将は「夏は必ず勝ちにいきたい」と力を込める。

 伝統の攻撃的スタイル。丸山監督は「常に攻撃を重視し、余計な細工をせずに攻める」と話す。相山、渡辺の1、2番が出て、松木、梅澤、牧野の中軸でかえす。下位にも思い切りのいい打者が控える。

 主戦の左腕・松木は制球力良く、直球、変化球の切れのある投手。守備でしっかりと盛り立てたい。リードする捕手の牧野は「変化球をうまく使って打ち取りたい」と話す。

 チームとして、OBの西武・綱島龍生選手の活躍も刺激になっている。渡辺主将は「少ない人数なので、個々のプレーができる。練習試合での課題を修正し、基礎からつくってきた。投打しっかりとやって、勝ちたい」と決意する。

 マネジャー・湯尾なのはさん(2年) 大会が近くなってきたので、日々の練習を頑張ってほしい。楽しく、普段の力を出してプレーしてほしい。

© 株式会社上越タイムス社