【東京五輪】IOCバッハ会長が8日来日で反対運動激化か ネットでは〝襲撃予告〟も

8日に来日予定のバッハ会長(ロイター)

国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)の来日をキッカケに東京五輪の開催強行に対する反対運動が激化しそうだ。

いよいよバッハ会長が8日に来日するが、〝ぼったくり男爵〟の登場にネット上では批判の声が高まっている。

新型コロナウイルスの感染状況が深刻化する中でわざわざバッハ会長が来日する意味は少ないだけに「日本に来るな! ズームでいいだろ」「おまえなんか来んでいいから。どうせ遊びにくるつもりだろ。アジア人を馬鹿にしてる」「バッハ来日で東京の5つ星ホテル泊まってそこの高級レストランで会食とかする」などと非難ごうごう。東京で新型コロナ感染者が再び急増している現状もあり、反対運動が激化しそうな気配だ。

さらには「空港で生卵が飛んで来る画が見えます」と〝襲撃〟を予告する不穏な声も。4日には茨城・水戸市で行われていた聖火リレーで、男性ランナーに「五輪反対。五輪やめろ」と叫びながら水鉄砲で液体をかけリレーを妨害したとして、高橋香代子容疑者が現行犯逮捕されたばかり。国民の怒りを買っているバッハ会長に対しては厳重な警護が求められそうだ。

〝ラスボス〟の登場で、東京五輪を巡る動きがいよいよ最終局面を迎える。

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