追いついたが追い越せなかった。広島は7日のDeNA戦(マツダ)に3―3で、今季10度目の引き分け。
先発の九里がDeNAの一発攻勢を食らった。4回に佐野の8号ソロで先制され、同じ4回にソトに14号2ランを浴びるなどして6回5安打3失点。
それでも2番手以降はケムナ、コルニエル、栗林と踏ん張った。打線も6回に中村奨が2号ソロ、7回に鈴木誠が13号ソロで1点差とすると、8回一死二塁で菊池涼が右前適時打を放ち、同点に追いついた。
佐々岡監督は8回一死三塁のピンチを無失点でしのいだ場面を振り返りつつ「相手のチャンスを抑えた流れがこっちに来るかな、というのがあったんですけどね。よく追いついたと思います」とナインをねぎらった。