9日（金）にかけて、西日本や東日本を中心に非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。
梅雨前線が朝鮮半島から本州を通って日本の東へのびている。きょう（木）は前線上の日本海西部に低気圧が発生し、9日（金）にかけて日本海を東北東へ進む見込み。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、9日にかけて前線の活動が活発な状態が続く。
＜大雨＞
中国地方では、対馬海峡付近から発達した雨雲が次々に流れ込み、雷を伴って非常に激しい雨の降っている所がある。
9日にかけて、西日本や東日本を中心に非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。
24時間の予想雨量（多い所）
9日（金）午前6時まで
九州北部 150ミリ
中国 120ミリ
近畿、東海 100ミリ
北陸 70ミリ
その後、10日（土）午前6時まで
九州北部 100～150ミリ
中国、北陸、東北 50～100ミリ
これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があるため、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。
前線は10日（土）にかけて本州付近に停滞するため、西日本から東北地方にかけて大雨となりやすい状態が続く見込み。
