モラタ妻が殺害予告の被害に…SNSで対策求める「許される行為ではない」

 スペイン代表アルバロ・モラタの妻はSNSで誹謗中傷の被害に遭い、対策を呼び掛けた。

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 モラタはEURO2020準決勝イタリア戦で途中出場し、値千金の同点弾をゲット。しかしPK戦ではGKジャンルイジ・ドンナルンマにセーブされてしまい、無念の準決勝敗退となった。大会期間中はモラタの多くの誹謗中傷のコメントが届き、その矛先は家族にも向けられる。中には殺害予告などの過激なメッセージも書かれており、イタリア人の妻アリス・カンペッロ氏はInstagramで、ヘイトスピーチを行う人々に対策を講じるよう訴えた。

「私や家族に卑劣なコメントが寄せられている。正直なところ、私はこれらのメッセージのどれにも苦しんでいない。無知の一つとさえ思ってしまうわ。でもこれがもっとか弱い女性に起こっていたら、問題になっていたと思う。スポーツは団結するためのもので、不満をぶつけるためのものではない。このような行為は恥ずべきもので許さるべきではなく、将来的にこのような人々に真剣な対策が取られることを願っている」。

殺害予告受けたモラタ妻がSNSで訴える Photo Pablo Cuadra

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