イギリス政府と欧州サッカー連盟が協議した結果、EURO準決勝と決勝はウェンブリー・スタジアムで６万人のファン動員を決定した。
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コロナウイルス対策の観点から先日にはイングランドでのEURO開催が懸念され、決勝の舞台ブダペストやイタリアのローマといった代替地が候補の挙がる。それでもイギリス政府とUEFAで話し合いを進め、ウェンブリーのキャパシティの75％に当たる６万人まで観客動員数を引き上げる事で合意した。UEFAのアレクサンダー・チェフェリン会長は、「この大会は、日常の生活が戻りつつあると人々に確信させる希望の光であり、その道を辿る大きな一歩だ」とコメント。「ウェンブリーでファイナルステージを大成功させるため、私たちは共に決断してくれたイギリス首相と政府に感謝したい」と伝えている。
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またウェンブリーでのEUROグループステージの試合は22500人までとなっていたが、ラウンド16から４万人に動員数を拡大。これらの試合はイギリス政府のファン・パイロット・イベント・プログラムの一環として行われ、入場者は試合14日前までコロナウイルス検査で陰性であること、またワクチン接種の証明書を持っている事が条件となっている。
