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東京五輪に臨むサッカー男子のUー24日本代表FW林大地(24=鳥栖)が8日、オンライン取材に応じて「ビースト(野獣)」とも呼ばれているプレースタイルの原点を明かした。
バックアップから正式な五輪メンバーに昇格した林は「出場できるチャンスは広がった。やっぱり1番は得点を取ることなので練習からアピールしていかないといけない。本大会で(試合に)出られるように自分の立ち位置を上げ、違いを見せていくことが大事になる」と意気込みを語った。
林はパワフルで激しいプレーが持ち味。「昔からうまい選手ではなかった。負けん気の強さだったり、1対1の勝負強さで生き残ってきた。一人の選手として戦えるようになったと言われるようになったのは大学生になってから」とし、当時参考にしていたのはウルグアイ代表FWルイス・スアレス(34)だったという。
また、大阪体育大時代に「体の仕組み、動きを学んだ。体の向きや頭の位置とか(相手の)体のどこを触ったら簡単に人が動くとか」とし、トレーニングも「ボールのないところで柔道とか少林寺とかそっち系の練習をしまくった。それが相手を背負うプレーに生かせている」。現在も格闘技の映像を見るなどイメージトレーニングなどで感覚を磨いているという。
森保ジャパンは金メダル獲得を目標に掲げているが、林の闘志あふれるプレーがポイントになるかもしれない。