7月下旬には東・西日本も夏空広がる 北海道は気温高く 気象庁1か月予報

 気象庁は8日(木)、向こう1か月(7/10~8/9)の天候の見通しを発表した。北日本は、期間の前半は気温がかなり高くなる所がある見込み。東・西日本は期間の前半は曇りや雨の日が多いが、後半は平年と同様に晴れの日が多くなりそうだ。  

 1週目(7/10~7/16) 気温は、暖かい空気が流れ込みやすい北日本で高温が予想されるが、東・西日本と沖縄・奄美は平年並みの見通し。北・東・西日本は、平年と同様に曇りや雨の日が多くなりそうだ。

 2週目(7/17~7/23) 北・東・西日本は、平年と同様に曇りや雨の日が多い見込み。気温は全国的に、ほぼ平年並みとなりそうだ。  3~4週目(7/24~8/6) 東・西日本、沖縄・奄美は、平年と同様に晴れの日が多くなりそうだ。

高温に関する早期天候情報

早期天候情報。出典:気象庁HP

 北海道は今後2週間程度は暖かい空気に覆われやすく、平年より気温の高い日が多い見込み。特に、14日(水)ごろからは、気温がかなり高くなる可能性がある。このため、札幌管区気象台は「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物や家畜の管理、熱中症対策など健康管理に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

【参考】梅雨明けの平年日

 九州南部 7月15日  九州北部 7月19日  四国   7月17日

 中国   7月19日  近畿   7月19日  東海   7月19日

 関東甲信 7月19日  北陸   7月23日  東北南部 

 7月24日  東北北部 7月28日

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