フランス1部パリ・サンジェルマンは8日、元スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(35)を獲得したと公式ホームページで発表した。推定年俸は1200万ユーロ(約15億6000万円)契約期間は2年で背番号は4に決まった。
同国紙「レキップ」など各メディアによると、昨季までスペイン1部レアル・マドリードと契約満了により退団したS・ラモスにはイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドなども獲得への興味を示していたが、パリSG入りを決断した。すでにメディカルチェックも済ませたという。
S・ラモスはRマドリードやスペイン代表でキャプテンを務めていたように強いリーダーシップを発揮できる貴重な存在。プレー面でも圧倒的なフィジカル力を生かした1対1の強さを誇る。また、これまでクラブや代表で数々のタイトル奪取に貢献しているように大舞台にも強く、パリSGにとっては頼もしい助っ人となる。
また、パリSGはすでにイタリア1部インテルからトルコ代表DFアフラク・ハキミ(22)を獲得し、同1部ACミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(22)の加入も内定済み。実力者S・ラモスの加入でチーム力アップを実現し、今季の欧州チャンピオンズリーグ制覇に挑む。