中日・柳 巨人を8回無失点に抑え7勝目「1点もやらない気持ちで投げました」引退の松坂については…

守護神のR・マルティネスから勝利球を受け取る中日・柳(左)

中日が、8日の巨人戦(東京ドーム)に1ー0で勝利。先発・柳裕也投手(27)が8回4安打無失点、守護神のR・マルティネス投手(24)が9回を3者三振の完封リレーで9カードぶりに勝ち越した。

敗れれば自力Vが消滅するという大事な一戦だったが、柳は「それは知らなかったです。1点もやらない気持ちで投げました」と気迫のピッチングを披露。巨人打線から8つの三振を奪う力投で7勝目をゲットした。

前日には横浜高校の先輩で中日在籍時にアドバイスを受けていた松坂大輔投手(40)が引退を表明。「僕は松坂さんが築いてこられたことに対してコメントできるまでの選手ではないですし、僕の思いは松坂さんに直接会った時に伝えられれば」と松坂に対するコメントは封印した柳だが「いいピッチングを見せたいなという気持ちは持っていました」という。

「僕自身(最近は)全然いい投球ができてなかったので今日は強い気持ちでマウンドに上がった」という右のエースが見事にチームを救った。

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