オリックス・山崎颯のプロ初勝利がフイに… 楽天に2敗1分けと苦戦

オリックス・山崎颯

オリックスが楽天の投手リレーを崩せなかった。8日の楽天戦(京セラ)はプロ5年目の山崎颯がプロ初先発。岸を向こうに回して150キロ超のストレートとフォークを中心に楽天打線に付け入るスキを与えず、5回を3安打無失点と堂々たる投球を続けた。5回に若月の先制の2号ソロで山崎颯を援護したが、交代後の6回に2番手の村西が浅村に9号ソロを浴びてあっさり同点。打線はその後、岸―酒居―宋家豪―松井のリレーに阻まれ、1―1の引き分け。山崎颯のプロ初勝利はならなかった。

この3連戦は則本昂、田中将、岸のローテの前に2敗1分けに終わり、中嶋監督は「エース級を崩していかないといけない。1戦目から崩さないといけなかった」と打線の奮起を促した。

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