新型コロナウイルス対応の「まん延防止等重点措置」の延長を受け、県は8日、対策本部会議を開き、12日以降の対象区域を現在の6市から横浜、川崎、相模原、厚木の4市に縮小することを決めた。対象区域内の飲食店には原則、12日以降は酒類提供の終日停止を要請。ただ、県が設けた「マスク飲食実施店」認証制度で認証された店は、条件付きで酒類提供を認める。
11日が期限の重点措置は8月22日まで延長。県は対象区域について、東京都と隣接して人口や感染者数が多い3政令市と、感染状況を踏まえて厚木市の継続を決定した。厚木は措置期間中、人口10万人当たりの新規感染者数が継続して「ステージ3」の基準を超えていた。座間、小田原の2市は7月11日で解除する。