【オハイオ州シルバニア8日(日本時間9日)発】米女子ゴルフ「マラソン・クラシック」初日(ハイランド・メドウズGC=パー71)で、東京五輪に出場する畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)が大爆発だ。10バーディー、ノーボギーの61で回り、10アンダーの単独首位に立った。
4ホール目の13番でバーディーを奪うと、15番からは驚異の6連続バーディーで一気に波に乗った。パーオン率100%という高い数字をマークし、ショットとパットもうまくかみあった。その後も5番から3連続バーディーでスコアを伸ばし、2位以下に4打差をつけた。
「集中してラウンドできたと思う。久しぶりにビッグスコアを出せて、とにかく楽しかった」。東京五輪の代表に決まってから初の実戦でつまずくわけにはいかない。残る3日間も好調をキープし、本番へ最高のはずみをつける。
また全米女子オープンを初制覇し、東京五輪にはフィリピン代表で出場する笹生優花(20=ICTSI)はイーブンパーの65位。上原彩子(37=モスバーガー)は5オーバーの130位、山口すず夏(20=環境ステーション)は6オーバーの137位と出遅れた。