小田原の大雨被災地でボランティア 10.11日に土砂撤去など

災害ボランティアの初心者向け講習会も開いている「ユナイテッドかながわ」=2020年10月、相模原市緑区

 神奈川県内を拠点とする災害ボランティア団体「ユナイテッドかながわ」(市原信行代表)が10日、記録的大雨の被害を受けた小田原市内で支援活動を行う。宅地に入り込んだ土砂の撤去作業などを行う予定で、参加者を募集している。

 支援の対象は、JR御殿場線沿いの曽我大沢地区。農地から崩落した土砂が宅地や農地に流れ込み、床上浸水などの被害が出ているという。地元住民が泥の撤去などに当たってきたが、さらに作業が必要なため、支援することにした。11日も活動を予定している。

 ボランティア保険に加入していることが条件で、両日とも10人程度を募集。10日は御殿場線上大井駅前に午前7時45分に集合する。長靴やゴム手袋などが必要という。

 問い合わせは、市原代表電話090(9349)5410。フェイスブックでも募っている。

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