J1横浜Mとプロ契約を結んだ筑波大4年のDF角田涼太朗(22)が9日の練習後に取材に応じ、「環境を変えることが最優先だった。自信を持って自分のプレーを出していきたい」と抱負を語った。
2022年シーズンの新戦力として昨秋に加入内定していたが、大学サッカー部を退部して半年前倒しでにチームに加わった。「(大学で)3年半プレーして居心地が良くなりすぎているのを実感していた。少しでも早くプロとしてプレーすることが自分のキャリアにとって重要」と決断の理由を語った。
貴重な左利きのセンターバックで、サイドバックでもプレー可能。「自分の特長を生かしてビルドアップでチャンスをつくれれば。サイドバックでも起点になりたいし、守備の選手なので無失点にも貢献したい」と攻守両面での活躍を期す。
昨年10月の大分戦で特別指定選手としてデビュー。途中出場でプレー時間は7分にとどまり、「雰囲気を感じるくらいで終わってしまったので、まずはスタメンで試合に出ることを目標に頑張っていきたい」と意気込んだ。