巨人・元木ヘッドがウィーラー、坂本の連続失策に「4年に1回。オリンピックイヤーだ」

雨天コールドとなり審判に抗議する原監督

4年に1度のミスが起こった。巨人の元木大介ヘッドコーチ(49)が9日の阪神戦(甲子園)後、名手たちの意外な失策について言及した。

この日は見慣れないミスが目立った。両チーム無得点で迎えた3回に、ウィーラーが佐藤輝の放った打球を後逸して出塁を許せば、今度は坂本が中野の打球をトンネルし、まさかの連続失策。その後は近本の適時打や糸原の内野ゴロの間に計2失点するなど、力投を続けていた先発・戸郷の足を引っ張ってしまった。

これには元木ヘッドコーチも「あんまないよな? 1イニング2連続で。しかもトンネルっていうのがね。4年に1回あるかないかじゃないの? オリンピックイヤーだ。オリンピックイヤーだよ」と自虐気味にポツリ。それでも「本人たちも失策したくてしてるわけじゃないけど、しょうがないね、失策したから。戸郷には申し訳ないな、うん」と若き右腕に謝罪の言葉をかけながら、野手の心情も察した。

手痛いミスだけでなく、雨により消化不良に終わったこの日の試合。悔しさをバネに、翌日からのカード巻き返しを誓う。

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