神奈川大学、2022年4月に「建築学部」開設

神奈川大学は、2022年4月、横浜キャンパスに建築学部(Faculty of Architecture and Building Engineering)を開設する。文系にも理系にも開かれ、社会科学や人文科学など幅広い分野の知識を取り込み、柔軟で幅広い観点から解決策を提案できる建築専門家を養成する。

新たに設置される建築学部は、2学系5コース。入試種別で2つの学系「建築学系」「都市生活学系」に区分され、2年次後学期で「構造」「環境」「デザイン」「住生活創造」「まち再生」の5つのコースに分かれる。文系の素養を生かした、理系科目の履修を前提としないカリキュラムもある。

また、興味や将来のキャリアに合わせて「環境共生」「防災まちづくり」「アート」「ものづくり」「建築生産」「リノベーション」、以上6つのプログラムをコース横断で自由に選択できる。プログラム修了者には認定証を授与する予定。

このほか、国際感覚を身につける留学制度・交流セミナーも用意され、異なる文化風土における建築や都市を学び、これからの社会で求められる国際的なコミュニケーション能力を身につける。

「建築学部」の設置に伴い、文部科学省に申請した入学定員増(145名→200名)も認可された。また、建築学部は、既設の工学部建築学科の教育プログラムを発展的に改組転換し設置されるため、2022年度以降の工学部建築学科の学生募集は停止する。

【建築学部の概要】

名称:建築学部 建築学科、開設時期:2022年4月

就学キャンパス:横浜キャンパス、取得学位:学士(建築学)

定員:入学定員200名、収容定員800名

募集方法:推薦入試/給費生試験(返還不要の奨学金制度)/大学入学共通テスト利用入試/一般入試

※入試では、理系科目はもちろん「英語・数学・理科」以外の文系型の試験方式の選択も可能

参考:【神奈川大学】2022年4月に「建築学部」を開設! 暮らしの中にあるすべてを「建築」と捉え、人々の暮らしをより豊かにするあらゆる"建築の専門家"を育てる学びを展開します。

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