アジアチャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグJ組最終節(9日、タイ・バンコク)でJ1C大阪は傑志(香港)に0―0で引き分けた。4勝2分けとし、グループ1位で決勝トーナメント進出を果たした。
中2日の過密日程とあって、前節からスタメン10人を入れ替え。序盤から押し込み、チャンスをつくった。シュート19本と傑志の2本を圧倒したが、ゴールネットを揺らせずにスコアレスドローとなった。元日本代表MF清武弘嗣(31)は「勝ちたい気持ちが強かったけど、引き分けで残念」と悔やんだが、負けなしで1次リーグ突破を決めた。
C大阪のレビー・クルピ監督(68)は1次リーグを終え「結果を勝ち取ったことは選手たちの努力の賜物であり、本当に良かったと思います。決勝トーナメントに進めたことで、これから先も楽しみなシーズンを進んでいくことができます。ACLのタイトルをぜひ取りたいと、今日改めて思いました」と、悲願のアジア制覇を見据えた。
またI組のJ1川崎は第5節(8日、ウズベキスタン・タシケント)に、元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(31)がハットトリックをマークし、大邱(韓国)に3―1で勝ち、6連勝でグループ1位を決め、3大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。