清原和博氏 阪神・佐藤輝の安打に大喜びも「ところでZって何なんですか?」

解説者として甲子園に来場した清原和博氏

元プロ野球選手の清原和博氏(53)が10日、関西テレビで生中継された「阪神対巨人戦」(甲子園)で解説を務め、阪神の黄金ルーキー・佐藤輝明内野手(22)の安打に大喜びした。

4回一死の場面で第2打席を迎えた佐藤輝に対して「横浜スタジアムで自分も試合した経験がありますけど、あの右中間の場外にボールが飛んでいくというのは、どう考えても考えられない」と今季3号を振り返って絶賛。

その本塁打シーンがVTRで流れると「これほんとにびっくりしました」と舌を巻きつつ「ところでZって何なんですか?」と素朴な疑問を飛ばした。

実況アナから佐藤輝が「ももいろクローバーZ」のファンであることが由来だと説明されると「ああ、そうなんですか。全然顔に合ってないですね」とポツリ。

ここで、佐藤輝がメルセデスのスライダーを右前にはじき返し、この試合初安打をマーク。清原氏は「打ってくれましたね~」と声を弾ませ「空振りしただけでスタンドが沸く、ファンの皆さんが打席を見ててワクワクするような選手になる可能性十分ありますし、今も実際そう。小さくまとまらずに育っていってほしい」と期待した。

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