【日本ハム・レディス】北海道出身の小祝が逆転で地元初Vへ 首位と7打差の4アンダー

小祝さくら

国内女子ゴルフツアー「ニッポンハム・レディス」3日目(10日、北海道・桂GC=パー72)、北海道出身の小祝さくら(23=ニトリ)が5バーディー、1ボギーの68と巻き返し、通算4アンダーで首位の若林舞衣子(33=ヨネックス)に7打差の10位にランクアップした。

2日目を終えて36位だった小祝は3日目にスコアを伸ばした。「スイングの軌道とかの意識を変えただけでだいぶ良くなったので、そこが昨日はできていなかったのかなという感じでした」と話した上で「昨日、コーチに電話したときに、ピンだけ真っすぐ狙うんじゃなくて風とかピンポジ(ション)とかで、もう少し頭を使ってという話をしていたのでやってみました」と振り返った。

地元出身の選手とあってバーディーを奪うたびに、ギャラリーから大きな歓声が起きるなど、逆転Vへの期待も高まっている。小祝も「5打差、6打差までは全試合チャンスあると思ってプレーしているんで、その辺までは自分もチャンスあると思ってプレーするようにしていきたいと思います」と力を込めた。

「明日は最終日なので、バーディーをたくさん取ってギャラリーの方を盛り上げたい」と悲願の地元初Vへ猛チャージを誓っていた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社