Ｊ１横浜Ｍは１０日、ホームで福岡に２―０で勝利し、６連勝を果たした。オウンゴールで１―０とリードして迎えた前半２６分、日本代表ＦＷオナイウ阿道（２５）が今季１２得点目となるゴールを頭で押し込み、リードを広げた。
東京五輪前、最後となったリーグ戦でしっかりと結果を残し、得点ランキング２位に浮上したストライカーは「良いポジションを取れたので、動かずに良いボールが来ました。（福岡の）センターバックに捕まえられないようにポジションを取っていました」と緻密な分析力がゴールにつながったという。
これでリーグ前半戦を終えた横浜Ｍは２位で後半戦に臨む。オナイウは「難しい試合だったり、去年勝ちに持ってこられなかった試合をしっかり勝ち切れるようになりました。大きく変える必要はありませんが、チャンスで決め切る力をもっと上げなければなりません」とコメントした。
オナイウは今夏に横浜Ｍ監督を退任したアンジェ・ポステコグルー監督（５５）が指揮を執るスコットランド１部セルティック入りもささやかれているが…。まずは勝ち点９差の首位・川崎を追撃するため、さらなるゴール量産を誓っていた。
