Rソックス・澤村がまた完璧投球 インスタでは驚異の247キロ〝デッドリフト〟も公開 

澤村拓一(ロイター=USA TODAY Sports)

またもインパクトを残した。レッドソックスの澤村拓一投手(33)は10日(日本時間11日)、本拠地で行われたフィリーズ戦にリリーフ登板し、打者4人を相手に無安打無失点。完璧な投球を見せたが、チームは2―11で大敗した。

1点ビハインドの4回二死一、二塁。先発左腕のペレスがピンチを招いたところで2番手としてマウンドへ向かった。一打出れば追加点を許す窮地だったが、対峙した1番・セグラを2球目のスプリットで詰まらせて三ゴロ。見事な火消しにスタンドは大きな歓声に包まれた。

5回も続投し、2番・リアルミュートを二ゴロ、3番・ハーパーも捕ゴロで退ける。そして最後は4番・マカチェンも遊ゴロに仕留め、このイニングをわずか9球で三者凡退とした。

1回1/3を投げ、全ての打者を塁に出さず〝オールゴロ〟で料理。防御率は2・48となった。
2―3のまま迎えた8回にレッドソックスは4番手・テイラー、5番手・ワークマンが猛爆を浴びて8失点。それでもア・リーグ東地区首位の座を堅持するチームの鉄壁リリーフ陣の一角として澤村は十分な働きを残し続けており、変わらぬ信頼を寄せられている。

一方、自身のインスタグラムではチームのトレーニングルームとみられる場所においてバーベルを使いながら驚異的なウエイトトレーニングに励む姿を投稿し、大きな反響を呼んでいる。まず前日9日(10日)には545ポンド(約247キロ)をデッドリフト、そしてこの日も505ポンド(約229キロ)をスクワットでそれぞれ持ち上げる動画を公開。フォロワーからは「スゴイ…」「バーがしなってるけど」「凄すぎて何も言えない」などと多数のコメントが寄せられ、MLBの世界で進化を増す右腕の鍛錬に多くの人たちも驚嘆しているようだ。

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