【東京五輪】韓国が無観客開催を大歓迎「旭日旗を見ないで済む」

韓国は東京五輪の無観客決定を〝大歓迎〟

東京五輪が首都圏を中心に無観客開催が決まったことで韓国が「旭日旗を見ないで済む」と大歓迎した。

新型コロナウイルスの感染拡大の懸念により、首都圏の1都3県や札幌、福島で無観客開催が決定。これにほくそ笑んでいるのが韓国だ。

韓国の放送局「YTN」は「特に韓日戦が予想される野球とサッカーなど開催国との戦いでは、無観客開催のほうがむしろ好材料だ」と報道。その主な理由として「その結果、日本の帝国主義の象徴である旭日旗を見ないで済むようになる。そのことも、太極戦士にとっては幸いなことだ」と指摘した。

韓国では旭日旗を日本の軍国主義の象徴として主張し続けており、東京五輪を前にして国際オリンピック委員会(IOC)に対して旭日旗の使用は「政治的宣伝にあたる」として禁止を要求。しかしIOCは旭日旗は問題ないとして使用を容認する方針を示していた。これに対して韓国内では旭日旗反対キャンペーンが盛り上がっていたが、特にこれまで旭日旗が問題になってきたサッカーや野球で日韓戦が実現した場合には無観客開催の会場になるため〝旭日旗の心配なし〟と韓国側は安堵しているのだ。

韓国側が中傷の的にしてきた旭日旗が思わぬ形で〝排除〟されたことで、無観客開催が有利に働くとみているようだ。

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