〝舌好調〟巨人・原監督 攻守ヒーロー・大城&松原を称賛「大谷さんとスパイダーマンが出たな」

8回、代走を送る原監督

指揮官も〝舌好調〟だった。巨人は11日、1―0で阪神戦(甲子園)に勝利。試合後の原辰徳監督(62)は攻守2人のヒーローを称賛した。

まずは両軍無得点の8回一死三塁、相手先発の西から値千金の適時打を放った大城卓三捕手(28)だ。指揮官はこの場面で大城が追い込まれてからノーステップに切り替え、好打へと結び付けたことに触れ「え~、(エンゼルスの)大谷君のまねをしたそうです。へへへ」とニヤリ。

6回には松原聖弥外野手(26)が右翼守備で〝忍者顔負け〟のダイナミックなプレーを披露。西が放った右翼ファウルゾーンへの打球をジャンピングキャッチし、フェンスに着地する驚異の身体能力を見せた。スーパープレーには指揮官も「スパイダーマン」と白い歯をのぞかせながら表現し、賛辞の言葉を送った。

攻守で好プレーが飛び出し、首位争いを繰り広げる虎を相手に2勝1敗で勝ち越し。あらためて「今日〝大谷さん〟と〝スパイダーマン〟が出たな」と評し、再び笑みを浮かべた指揮官は最後までご機嫌な様子だった。

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