シバターが〝頭突き論争〟に物申す「皇治は悪質、擁護する魔裟斗も悪質」

シバター

人気ユーチューバー・シバター(35)が元格闘家・魔裟斗(42)が参戦し大炎上中の格闘家・皇治(32)の〝バッティング論争〟にズバリ切り込んだ。

皇治の〝バッティング論争〟がネットを中心に大炎上中だ。

先月開催された格闘技イベント「RIZIN.29」大阪大会で皇治は〝疑惑のバッティング3発〟放った末に、決勝では白鳥大珠に完敗。風当たりが強くなる中で魔裟斗が皇治と動画でコラボし、魔裟斗が「白鳥のエグいバッティングもあった」「ローブローも」と皇治を擁護。これに格闘関係者がSNSなどで大反論するなど、収拾がつかない状況となっている。

そんな中でシバターは12日未明にタイトル「皇治・魔裟斗のバッティング論炎上に一言物申す」で動画を公開。まずは皇治のファイティングスタイルについて「あのバッティングは半分わざとで、半分偶然」と指摘。

「頭を低くして、相手の懐にもぐって、偶然に頭が当たっても反則が取られない。だからOK。それを改善しないということは、それを良しとしてあのファイトスタイルを続けている」。プロレベルでは、反則ギリギリの攻防も試合のうち、という考えもある。「(プロは)こずるいことも練習で学んでいく」と〝シビアな現実〟があるとシバターは言う。あのバッティングは皇治サイドも「よしとしてやっている。それは格闘技長くやっていれば(関係者は)分かる」という。

ただ、今回の問題は「あれで(皇治が)決勝に上がったことなど、その図式がいろいろダメだよね、って問題。スポーツとしてダメだよねって。それを魔裟斗が皇治の肩を持つのが、そもそも話がズレている。そういうレベルの話じゃないんだよ」と、魔裟斗の論点の〝ズレ〟を指摘した。

「そもそも、皇治を擁護しているけど、一番かわいそうなのは(バッティングで鼻骨骨折して、試合が続行できなくなった)梅野選手だからね? それで皇治を擁護するのは、魔裟斗は悪質とまで思ってしまった」とシバター。

その後もシバターの怒りは収まらず「俺はモヤモヤしている。みなさんの意見を聞きたい。オレの意見としては『皇治は悪質、分かってやっている。それを擁護する魔裟斗も悪質』。まあ、信者もアンチもそれぞれ意見聞きたいです」と締めくくった。

この論争はまだまだ続きそうだ。

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