【東京パラリンピック】陸上代表に谷真海、土田和歌子ら追加 旗手の谷「ムーブメントを伝え続ける」

谷真海

日本パラリンピック委員会(JPC)は12日、東京パラリンピック日本代表の2次発表を行った。

2日には、1次発表で221人を代表に選出していたJPC。この日は、陸上の走り幅跳びで3度のパラリンピック出場経験を持つトライアスロン女子の谷真海(39=サントリー)、日本選手として初めて夏冬両方のパラリンピックで金メダルを獲得したトライアスロン女子の土田和歌子(46=八千代工業)ら、26選手を新たに追加した。また、谷、土田はトライアスロンでは初出場となる。

谷は卓球男子の岩渕幸洋(26=協和キリン)とともに、日本選手団の旗手を務めることも決定。2013年の国際オリンピック(IOC)総会の最終プレゼンテーションに登壇し、招致実現に貢献したことから「旗手という大役を頂くことになり大変光栄に思うと同時に責任も感じております。2013年に招致活動に携わってから8年が経ちました。真の復興の実現やパラリンピックムーブメントを伝え続ける使命を改めて頂いたと思っております多様性や共生社会の重要性にもより目を向けられるようになったと感じています」などとコメントを寄せた。

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