日本最大のサラブレッドせり市場「セレクトセール２０２１」の初日１歳馬セッションが１２日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われた。
今年、産駒がデビューしたばかりの新種牡馬シルバーステート産駒・ギエムの２０（牡＝母父メダーリアドーロ）が、２億６０００万円（税引き）の高額で競り落とされた。購買者は「ショウナン」の冠名でおなじみの国本哲秀氏。
国本氏は「前評判が高かったし、ある程度上がるのは予想していました。皆素人が見ているわけじゃないしね。もう一頭狙っていた馬がいたのですが、取れなかったのでこの馬一頭に懸けていました」と〝一本釣り〟に成功してホッとした様子だった。
