中日は１２日の広島戦（マツダ）に投打の歯車がかみ合わず２―４で敗れ、連勝は３で止まった。
先発したエース・大野雄が大誤算。いきなり初回に４連打を浴びるなど４失点。２回以降は立ち直ったかに思えたが、５回の打席で代打を送られて結局、４回６安打４失点ＫＯとなり、早くも今季７敗目（３勝）を喫した。
与田監督は大野雄の投球に対して「連打を浴びてしまって、初回に４点を取られると攻撃も苦しくなる。そういう展開でしたね」とポツリ。
打線も相手先発の大瀬良を攻略できず。初回に京田の三塁打、根尾の一ゴロの間に１点を先制したが、その後は３点ビハインドの４回に阿部の犠飛で１点を返すのが精いっぱいだった。
８安打ながら２得点しか奪えなかった打線について指揮官は「それはもう点を取れるようにしていくしかない」と話したが、９試合ぶりにスタメン起用した福田が猛打賞、２番・根尾も２試合連続安打をマークしたことで「福田もいい形になってきたし、根尾もだんだん形がよくなってきているので」と明るい材料には納得顔だった。
