広島・栗林 憧れの中日・福留と初対戦「走者なしの状態で勝負したいなと」

広島・栗林

憧れの選手との対戦が実現した。広島・栗林良吏投手(25)が12日の中日戦(マツダ)の6―2の9回に登板し、1イニングを無失点に封じた。

先頭・阿部を右飛に打ち取ると、続く打者は栗林が小さい頃にテレビでよく見ていたという福留。プロでは初対戦で、栗林は「真っすぐで勝負できたらいいなと思っていた」と6球目までは直球を投げ込んだ。カウント2―2で7球目はフォークが外れてボール。8球目もフォークを投げたが外れて、初顔合わせは四球に終わった。

ブルペンの段階では「そんなにめちゃくちゃ意識はしてないですけど…」と話した栗林だが「でも、先頭打者は切って、走者なしの状態で勝負したいなと思っていた」。その後は一死一塁から桂と京田を抑え、きっちり守護神の仕事を果たしてみせた。

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