新日本プロレスでも活躍したポール・オーンドーフが死去 ライバルのハルク・ホーガンが追悼

亡くなったポール・オーンドーフさん

「ミスターワンダフル」の愛称で親しまれた」米国の元プロレスラーでポール・オーンドーフ(本名ポール・パーレット・オーンドーフ・ジュニア)が12日(日本時間)に死去したと世界最大団体のWWEなどが伝えた。71歳だった。

アメフト出身のオーンドーフはヒロ・マツダの指導を受け1976年にプロレスデビュー。1980年には新日本プロレスで初来日し、長州力や藤波辰巳から勝利を収めアントニオ猪木ともシングルマッチで対戦した。また83年4月には蔵前国技館で前田日明のヨーロッパ凱旋帰国初戦の相手を務めた。

83年にWWF(現WWE)に移籍すると「ミスターワンダフル」のニックネームでハルク・ホーガンのライバルとして活躍した。88年にWWF退団後はWCWを経て95年に引退。2005年にWWE殿堂入りを果たしている。

オーンドーフさんの死因は明らかにされていない。ホーガンはSNSで「ポール・オーンドーフのニュースで打ちのめされた。ブラザーの冥福を祈る。私たちの試合のすべてに感謝し、あなたを愛している。天国はさらにワンダフルになるだろう」とライバルを追悼した。

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